柳川芳命さんとMegさんのこと。
柳川さんの、音をZACで聴いた。
「パッ」
ていう音から始まって。
「わーっ」て思って、気がついたら、拍手してた。
なんせ、嬉しかったから。
その嬉しさは、文字なんかにしたくない嬉しさだ。
僕が知ってる、柳川さんの音は「パッ」ていう音から始まってる。
柳川さんと、今、DUOをしているMegさんと、僕は今年にParkerで共演してて。
それは、とても、印象的な夜だった。
MegさんのDrumは、迷いの無い足音と
「ガララララー」
っていう、スネア(かな?多分。)のロールで始まっている。
気が付いたら、思わず、デイストーション ペダルを踏んでいた。
しばらくは、クリアな音で、ゆっくり行こうかと思っていたにも、関わらず。
二人の音をLiveで聴いているのに、二人のDUOをまだ、Liveで、僕は聴いたことがない。
名古屋で、やっと、初めて、二人のDUOが聴ける。
その時に、来賓として、そのLiveに参加してギターが弾けること。
それは、随分、路地裏ギタリストには、身の丈に合わない贅沢な話だと思います。
「まあ、一丁、ワラジを履いて、いってみるか!!」
という、今日この頃です。
柳川さんとMegさんに感謝をこめて。
2018年1月10日(水)
Heal Roughly
柳川芳命(a.sax)
Meg(drums)
[guest]
take-bow(guitar)
(from kyoto)
なんや
名古屋市昭和区塩付道1-47-4
TEL:052-762-9289
http://www.nanyagokiso.com/
http://www.nanyagokiso.com/event.html
思考するギタリストの身体性について
思考するギタリストの身体性について
子供の頃に藤森神社で、毎年の5月5日に、篠笛を吹いていたときに、少しばかりだけど考えていたこと。
理想としてだけど・・・、
「身体が動いて、音が紡がれ、また、その音を聴いて音を紡ぐ状態にならないものだろうか。
そこに、ぼんやりと他の事を聞けたら良いのになー。」
そんなことを、神社で、深夜に笛を吹きながら思っていたのは、記憶に鮮明で。
「そう、出来たら、きっと気持ちが良いだろうな。」
そう、思ったのは、とても良く覚えていて。
そんな事が発端だったかと思う、今日この頃です。
そう、思って篠笛を吹く子供には容易く、20代を越えた後、ギターを弾く僕には、とても、ハードルの高い事だった。
「身体が動いて、音が紡がれ、また、その音を聴いて音を紡ぐ。」
理想だけど、それは、とても、難しく、一旦、ギタリストとしての自分を捨てなければ、と思った時があった。
一旦、身体の事を見つめ直し、その後、その身体で音を出していくことはできないだろうか。
その後、一旦、3年くらいのギターを持たない身体を学ぶ時間を経て、もう一度、ギターを弾き始めることになって。
勿論、その後の新しいかもしれない身体でギターを弾くのが、何よりの目的で、そんなことが、些細な理由だったから。
まあ、色んな事があって。
そのことについて、四苦八苦し、右往左往する道行で、何故か、Kei-kと、なんだかんだで、UKになり、「今、その時」を大切にしていたら、Megさんがいてた。
まあ、そんな、感じです。
これからも、よろしくです。
WALLACE COLEMANのこと
今、何を弾くべきか、今、何を弾かずにいて、空間を大切にすべきかを人前である舞台で、その都度、選択していくかはとても難しい、演奏者に求められる課題だと思います。何を演奏したかでは無く。WALLACE COLEMANの演奏は、そこをBLUESの中で、難なく泳いでいく根本的な力強さを感じます。共演したときに感じたのもそんなところです。経験した、そのことを大切に、ギターを弾いていきたいと思う今日です。まあ、そんなところが、僕の原点だと思います。今、出している音に、いつも責任と今、この瞬間を感じたいですが、中々出来ません。そんな自分を反省しつつ、前に何とか進むしか無いですね。
アメリカで、共演した後、WALLACE COLEMANが日本に、京都の僕の住んでいたアパートに送ってくれたTAPEを今でもよく、聞いています。BLUESというジャンルだけではなく、楽器、音楽を演奏することにおいて、何を弾くべきかを教えてくれるからです。そのことを今、なおさら大切にしたいです。
Wallace Coleman
昔、アメリカでRobert Lockwood.JrのHarp奏者、Wallace Colemanのバンドに入って演奏したことがありました。今はFacebookもされていて、元気そうでなによりです。もう20年くらい前の事で。青いストラトキャスターを弾いて共演したのを覚えています。かっこよかったー。
渡航費別で、6万円持って、行ったアメリカでした。まあ、3週間目でお金が無くなりまして。そこからが、面白いんですけど。そこからは、ネットには書けない...事もないようなあるような。で、3ヶ月いてる中で、本当に色々な事があって。懐かしいですね。共演した時のWallece ColemanのHarpは今も心に突き刺さるくらい凄くって。そんな記憶を大切に今もギターを弾いております。また、アメリカに来る予定は無いの?というWallaceの一言に、あー、頑張って大切に1音、1音、弾いていかなきゃなーと思う今日、一日でした。
そんな訳で、WallaceのHPです。
Welcome To Wallace Coleman .Com
これは、yasu-take。
CAFE INDEPENDENTSにて。
随分、昔の事ですが。なんだかんだいって、僕の大切なDUOには違いないです。
弦を1本、弾くたびにそう感じますから。
1本の弦に駆け抜ける記憶と明日、弾く弦の狭間で右往左往する今日この頃です。そんな、狭間で今を感じながらですね。やれやれというところでしょうか。
ソパデラムシカの新しいLIVE音源
5月は、たくさんフルアコを弾きました。
大分、大きさにも身体が馴染んできて、これからメインで使っていけそうな感覚が多くあり、嬉しく思う今日この頃です。
特にピックアップのセレクターやコントロールがストラトと大きく違うので、馴れるのに随分、時間がかかってしまいました。
フロントを基準に使っていますが、いざリアでガツンっといきたい時に、リアのVolumeがどれくらいになっているかわからず戸惑うことが多かったように思います。
まあ、6月は身体も含めて、メンテナンスですね。
フルアコも、調整していきたいですし。
先日、5月21日(日)、小倉functionでのライブ音源をyoutubeにUPしました。
全編、フルアコを使った演奏でした。昔はライブに2本ギターを持っていっていた事が多かったのですが、最近は1本で弾ききるようになりました。
せっかくあったまってきたところで変えるがあまり好きではなくなったのが大きな理由なのですが。
まあ、そんなわけで以下、ソパデラムシカのLIVE音源です。
何となくですが、曲紹介をしてみました。
先日のfunctionでの演奏です。よくギターソロで演奏していた曲ですが、ソパデラムシカでは、初演になります。セロニアス・モンクの演奏が有名ですが多くのギタリストがやっています。僕は、MARC RIBOTのSAINTSに入っているソロが好きで頻繁にかけています。
ソパデラムシカのキューバものです。途中で僕は、ソパデラムシカとコーラスしていますが、愛ちゃんはオリジナルの歌詞をちゃんと歌っています。こういう曲でオレンジアンプの歪みは似合うなあと個人的に思っています。結構、前のめりに弾いてます。
良い曲は良いですよね、やっぱり。といいつつ、この曲をやり始めてから半年くらいしてMOLLYで原曲を初めて聞いた不謹慎なワタクシです。
曲という単位で、音楽を聞く経験が少なかったので、最近は色々な曲を
教えてもらう事が多く新鮮です。
KINKSは、やっぱりカッコイイですね。TEMPOを落とすアレンジの指示は、とても気に入っています。ソパをやっていく中で、少しずつハモれるようになっていきました。
とはいえ、今、自分が何度で歌っているのかよくわかっていないことが多いです。
自由って難しいですけど、自由になろうとする姿勢自体が自由なのかもと思うことが多い今日この頃です。そんな気持ちで弾こうとしています。
とはいえ、まだまだこのコード進行で自由に弾くことは中々できず、人それぞれの自由があるのだからという元のところに帰結してその日を終わらせ寝てしまうことがほとんどです。自由な場所と自由だと思っているところと今いる場所は違うようで実はよく似ているのかもとかも思います。
大きな視点と小さな視点を行き来するようにギターを弾けたら良いなとか思いますがやっぱり難しいですね。
タイトルをまだ、そらで言えたことがありません。
去年から、良く演奏しています。これもアレンジの基本は愛ちゃんがつくったものです。で、そこから、あーでもない。こーでもないと苦労しながらギターパートを作っていきました。
いつも、思いますが、ギターパートのアレンジは思い付くか思い付かないかが勝負!ですね。と、かっこつけて言ってみましたが、実は途中で思いつかないので何度も断念しかけました。
ソパデラムシカでは、これも初演になります。あ、MOLLYで一回やりましたね。そういえば。カリプソっぽくソロを弾いてみたつもりですがどうでしょうか。退廃的な音ばかり出していたノイズ ギタリストが人前でCHA CHA CHAとコーラス出来るようになる年月の長さを自分のことながら個人的に大きく感じます。まあ、変わらず、ノイズ ギタリストなのですが...。
愛ちゃんのオリジナルです。ギターパートは、やっていくうちに思いついていったものです。すっかり、ソパデラムシカのSTANDARDになってきて嬉しい限りです。「下手なギターを歌いな」という気持ちでギターソロを弾いています。
チャーリーチャップリンの作曲だそうです。チャップリンの聡明な眼差しはいつも、グっと感じるものがあります。この曲は、僕のギターと愛ちゃんのヴォーカルのDUOで演奏しました。そんな訳で、5月21日のfunctionでした。