TAKE-BOWのブログ

京都 路地裏系ギタリストtake-bowのブログ

もう一度

もう一度。

最近、そんな事を、最近、不意に思った。

目指した場所へ、もう一度行く事は出来ないのだろうか。

そんな事を、最近、ついつい考える。

 

その場所は、とても近くて遠くにあり、必死になって、掴もうとすると、スルリと其処から抜け落ちてしまう。

掴もうとした自分すら、無かった事にされてしまう。

何処かへ落ちてしまった、その事を拾おうと探し出すと、気が付けば闇の中にいる。

闇の中に居ることは、心地よく。

この場所で良いとも、思わせる。

でも、これでは駄目だと、また光を探す。

 

夜の世界で、灯火を探し出し、迷い込む虫たちのように。

 

光は遠くにあり、其処にはたどり着くことなど、自分には到底、無理だと、

身の丈を知り、自分の居場所を決める。

其処が自分の場所だと、自分自身を納得させる。

其処には日々があり、やはり、人達がそこに居て、日常がある。

努力も必要だけど、必要な練習。

それは、とても楽しくもあって。

初めてのことは、何時だって楽しいものだ。

 

柳川芳命さんの、其処から、どんなことがあろうとも

決して其処から逃げたりはしない音を聴いていると、心の奥が動かされる。

向き合う事を考える。向き合った後、心が静かに踊り出す。

kei-kの遠い何処かへ突き抜けて行く音を聴いていると、遠い場所へ連れて行ってくれる。はるか遠くの景色で、静かに心が狂いだす。

Meg Mazakiさんの音が響くと、彩りの事を考える。不可視だが、完全に不可視では無い色彩のことを考える。Pre-visualな、前視覚的な彩りを。

大江 愛と演奏するとき、勇み足の自分に気付いて、歩調をもう一度、合わせ、今いる場所を確かめる。自分も、他者も支えながら、一歩ずつ。

小林雅典さんの音を聴くと、弦を弾く自分が確かに其処に存在することを思い出させてくれる。いつも、僕が忘れがちな事を、彼の演奏に確かめる。

 

「もう一度、あの場所へ」

そんな事を最近、良く考える。

 

もちろんだけど、今の自分であの場所へ。

 

もう一度。

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最近の動画とか

7月10日のMU、MegさんとDUO。ソクラテスにて。

7月3日のソクラテス、こちらはtake-bowソロ。ソロの最後に演奏した記録。

 

ROOM335で、ソパデラムシカの3周年Liveの記録。

これも、その時の記録。

これも、ソパ。随分前だけど、そぶら山荘の時の記録

久しぶりにHP、更新しました。

take-bow.net

よろしく。

take-bow

弦の張替えは、いつも悩ましい。

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明日は、柳川さんとレコーディングなので、弦の張替えを。

いつもの事ですが、これが意外に、難しい。

張り替える前の弦は...、今回の場合は、1週間前に変えたもの。

スタジオで2回、弾いて、倍音が、ある程度無くなっていて。

でも、チューニングは、安定している。

交換した場合、高次倍音がはっきりと聴こえて、なんせ、ハーモニクスが良い感じ。

でも、張り替えたあと、チューニングを安定させる為の作業が、なんせ、明日が録音なので、作業に追われる。

録音に必要なものは、弦だけではない。

「昨日のうちに、張り替えとけよ。」

「いや、昨日は、忙しかったから。」

「張り替える、時間位は、作れた筈や!」

悩むこと15分くらいの自問自答。

結局、全弦、張替え。

ギンって、鳴って、下の方が、うーって唸ってくれる感じが好きなので。

チューニングを、安定させる為に、あくせく、弦を伸ばしています。

結局、ハープ弦も交換しました。

弦の張替えは、いつも悩ましい。

 

「寝かされた、二つのレコーダー。」

本当に、久しぶりに、名古屋に遠征。

去年は、数えてみたら、6回、名古屋へ行っていた。

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森順治さん(as/fl/b-cl)のツアーの楽日に参加。

柳川芳命さん(a.sax)が、セッティングしてくれて。

Megさん(drums)は、療養中になり、念力で参加。

そんな中、雨宮拓さん(piano)が参加。

そんな、Liveだった。

 

Live後は、「海月の詩」から、定宿へ。

 

「レコーダー。ああ、そういえば、自分でも、色々、聴いて、その後の糧にしたいし、珍しくTAPEレコーダーで、録音してたな。」

と、普段はあんまり、自分の録音をしない路地裏の青犬は、何となくだけど、

ついぞ、思い出す。

 

DUOは、そういえば、初めて共演してから、やってなかった事に、

Live前、話して、僕自身、驚いていたり。

 

1年半、経って、演奏したDUOをなんせ、

「早く聴きたい。」

という気持ちに駆り立てられた。

 

僕サイドで感じた事でしか無いけれど、

疾走する演奏の中、試行し、思考するとても、とても、

短い時間の中で、目の前の...意識のほんの少しだけ前だろうか。

考えるよりも、もっと大切な

「今」「此処」が、もっと、もっと、現実的に感じられたDUOだった。

 

「早く、聴きたい!」

定宿のロッカーへ、TAPEレコーダーを探しに行ったが、

「無い、無い、無い!」

 

エフェクト、プリペアドの道具、財布等、床にところかまわず、まき散らして、

探していたら、

泊まっていた客に「邪魔だ。」と怒られた。

そりゃ、そうだ。

 

どうも、「海月の詩」に忘れたらしい。

 

「海月の詩」に、一晩、寝かされた、同じ音が入っている、レコーダー。

かたや、TAPEレコーダー、かたや、デジタルレコーダー。

 

鷹と犬が忘れていった二つのレコーダー。

 

しんと静まりかえった、誰もいない「海月の詩」の店内で、二つのレコーダーは、

誰にも、解らない言葉で、静かに、

会話していたのではないかと、ついつい、身勝手に思ってしまう。

 

酒は、寝かすというが、録音したレコーダーも寝かしたら、

どうなのだろう。

 

さて、寝かされていたレコーダー、TAPEの方。

 

「海月の詩」店主に、郵送していただきました。

(本当に、お手数かけてスミマセン..。)

梱包されて、郵送された、TAPEレコーダー、更に、忘れていた、MUKバッジとMUのCD。

 

梱包自体に、名古屋、今池、「海月の詩」を、感じながら、ぼんやりと、眺めている

次第です。

 

「きっと、金曜日に、海月の詩で、レコーダーを取りに来るのでは、ないだろうか。

水曜日に、届いたけれど、少し寝かして、金曜日に聴かないと、

フェアじゃ、無いな。」

 

そんな事に、思いを馳せながら。

 

今日は、カタツムリを、沢山、描きました。

 

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tape snail's pace!!

 

なんだかんだで、金曜日ですし、そろそろ、TAPEを聴こうと思っています。

 

 

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take-bow(guitar)soloをsocratesで

明日は、ソクラテスで、ギターソロです。
ソロなので、気合い入れてと思い、青犬を改めて、描いてみました。
漫画の本編も、そろそろ、佳境ですし。
そういえば、セラミック・ドッグでマーク・リボーが来日だそうです。
スケジュール的に、観に行けませんが、なんとも、嬉しい限りです。
何かにつけて、つい、一緒にいた時間を思い出してしまいます。
沢山、質問してました。
曲の中で、Liveの中で、どのくらい、即興してるのかとか。
いちいち、丁寧に、答えてくれたのが、嬉しかったです。
パリのカフェで、20代の大切な、ひとコマでしょうか。
「そんなに、今日は即興してないよ。バンドが一緒だし・・・。俺はデレク・ベイリーじゃあ、無いからね。」と
「時々、Heavy Metalが、弾きたくなるなるから、困ったもので。パリに来てから、ピグノーズのミニギターを買ったんだ。」
が、印象的で、よく覚えています。
パリのど真ん中の劇場、テアトル・デラ・ヴィルにて。
マークが、ベルギーのコンテンポラリー・ダンス・カンパニー、ULTIMA VETSと演奏してて、演奏後、隣のカフェで。ネッド・ローゼンバーグと、アンソニー・コールマンも、いてて。
何は、ともあれ、明日は独り、ソクラテスでマーシャルを鳴らしています。
よろしくお願いします。

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open19:00/ start 19:30 charge1,500yen+1drink
Lars Lundehave Hansen(ノルウェー)
https://vimeo.com/album/3678652
https://larslundehavehansen.bandcamp.com/…/terminal-velocity
悪獣
take-bow(guitar)solo
http://take-bow.net
山内弘太
〒602-0841 京都市上京区河原町今出川下る
梶井町447-14プランタンビルB1-C
19:00open
19:30start
TEL
075-254-6210(ソクラテス) 
075-254-6208(スタジオスウ)

mukのこと

mukの事。

 

京都を拠点に活動する路地裏ギタリスト、take-bow(guitar)とkei-k(a.sax)による瞬きのduo、UKに、柳川芳命さんとのHeal Roughly等で活躍するmeg(drums)さんが加わり、muk(ムック)として2018年3月より活動を開始した。

3人での一緒にやったはじめての演奏は、2017年9月18日にパーカーハウスロールにて。

 

伊藤誠(t.sax)さんとmegさんとkei-k、そして僕で行なったLiveの3つ目のセットだった。

(最近はすっかりカエルがトレードマークになり、定着してしまっているmegさんだが、フライヤにカエルとして掲載されたのはこの時が最初だった。伊藤誠さんは象として描かれている。kei-kが、ネコ化し、take-bowが犬として描かれている事にもそれなりの理由はあるにはあるがここでは割愛するニャー。)

mukという名前が付いたのは、去年、11月26日にナイスショットコーヒーで、megさんとDUOをやった後の事だったと思う。


形態を平たくさらっと書けば、即興を主軸に演奏するドラム、ギター、サックスのトリオというものだが、どうもそうではない、物々しさがそこにあるような気がするのは、誰がなんと言おうとkei-kが言うようににmukはロックバンドだからなのかもしれない。


ただし、不確定要素をたっぷりと豊潤に含んだ、このロックバンドが曲を持つ事は、きっと永遠に無いのだろう。


僕は、そのバンドのギタリストでありながら、内に潜む何かが、確かな感触で震撼する本来的なロックバンドであって欲しいと、

 

mukの事を考える時、そんな事をよく思う。

 

 

何よりだけど、3人でステージにいる時、言葉でもなく、音でもなく、もっと目に見えない何かを、しっかりと感じられているとき、僕はとても心地良いし、

 

なによりも、その事がmukなのかもしれない。

 

確かな形と曲を持たない、3ピースのロックバンド、mukは、ゆっくりだけど、確かに始まっている。

 

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