地下鉄の中で。PARISのメトロ。
[intro]
気が付いたらも、もう2月やないか。
1月は、なんやったんや・・・。
イタリア人女性と、歩いてからもう一ヶ月近く、経ってるって、ちょっと早すぎやろ・・・。
まあ、いいか。
変わらず、ギターの事から。(飽きた?ゴメン。これしか、書けへんからな。)
[A]
ギタリストの弦高。
実際のところ、どうなんやろ。
何なら、リサーチしても、良いくらいの勢いで。
僕の場合は、結構、低め。
フレット削ってでも低めにしています。
擦り合わせっていうのかなの作業は、あまり上手くないけど、自分で何とかやってて。
リペアと調整に出してる暇が無いのが、大きな理由やけどね。
で、最近は結構、太めのゲージを張っています。
でも、指が鍛えられていくと、この方が断然、弾きやすい。
とはいえ、僕が張っているのは011からのダダリオD'Addario(ダダリオ)日本公式サイト
これは、FINGER PICKINGを多用しているけど、タッピング奏法 - Wikipedia
を演奏にかなりの頻度で取り入れているスタイルでやっているからやね。
ま、そんなわけです。
ただ、最近は・・・、以前はトレード・マークになってしまっていたTAPPINGも、
やっぱり、自分の中で血となり肉となり骨となりで、演奏の一部になってんなと
今日、「AVERAGE GARBAGE」の音を聞きながら思った次第です。
最近、よく弾いてる(練習してる?)ガット・ギターは今のところ、クリアランスは高め。
弾きづらいとこから始めたくて。
そこに、太めのゲージを張る暴挙(?)にこれからでようとしている所です。
なんか、それは、自分にとって特別なことなんやろうね。
明日にしようかと、思ったけど、1弦を、外した。
張らんとな。
1本、外して、そこにもう1本張る(全弦、外さない)のが最近の好みです。
弦を張り替えるときは、いつも、自分と抱えているギターが少し、近くなるときだと思う。
その感覚は昔から変わらない。
13歳の時、最初にギターの弦を張り替えたときから。
[A]
PARISに滞在中のこと。
何しろ、金が無かった。
というか、どこの外国に行っても僕は、金が無かった。
金が無いということは、食事が出来ない。
酒が飲めない。煙草が吸えない。泊まるところが無いの3拍子が実によく揃っている。
この3拍子にGROOVE感を出しても、やはり、元も子もない。
ことの顛末は色々あるが、結局のところ、糧を得るためには、路上演奏しかなかった。
PARISでは路上で演奏してもあまりに、実りが無いので、結局、地下鉄構内で演奏することに。
まあ、ライセンスが必要。
コントロール(警備員)が来る。
演奏中止。
そこからの話は、「villa fragile」のライナーノーツに書いたが、少しだけ。
以下はライナーから抜粋したもの。
(基本的に「villa fragile」買ってくれた人だけ読んでくれたら良いかと思って書いたもの。)
地下鉄メトロのプラットホームでギターとバッテリー駆動アンプを持って列車を待っていた。
列車が到着しドアが開いたときVIOLINを携えたジプシーが駆け込んだ。
ドアが閉まると同時に車内で彼はおもむろに演奏を開始する。
ガラスの向こうで鋭い眼をした彼の口元がこちらを見てにやりと笑う。
また、先を越されてしまった
次の列車が来るまで待たなければならない。
メトロの駅と駅の1区間の間に演奏し、乗客から食物等を帽子に入れてもらい次の駅で下車する。
別の路線にひた走り、また列車に乗り込む。
PARISのメトロ、列車内は1車両ずつが完全に区切られているので中にコントロールがいないことを確認さえすれば
そこでの演奏が可能だった。
メトロ構内での演奏は許可証がいるが、かなり長い時間と手順を踏まないと入手できない代物だ。
そんな時間はPARISではなかったので、これが唯一の金を稼ぐ手段だった。
そんなことを一日繰り返していると夕方過ぎには一体自分はPARISのどこにいるのか全く分からなくなって
かなり時間をかけて宿泊しているところまで戻らなければならなかったりしていた。
昼は地下鉄車内で演奏をし、夜は毎晩のようにCONTACT IMPROVISATION JAMにBirgitと出かけていった。
ある夜、とても印象的なJAMがあった。
[B]
例のAMP。
駆動CHECK済。
[A]
ブログ書きながら、ガット弦を変えてた。
1、2、3弦。
4、5、6弦は明日にしとこ。
おやすみなさい。